ボンカレー

 沖縄でしか売っていない(らしい)昔のデザインのボンカレー。
 時々話題に出るようなので、試しに買ってみた。

 パッケージの表側

 パッケージの裏側

 左がなつかしのデザイン、右が現在のもの。現在のものはデフォルトで「GOLD」の文字が入っている。
 古いデザインのものにも、裏側の「ボンカレーの姉妹品」に「ボンカレーゴールド」が紹介されている。
 また、賞味期限を過ぎていないので、昔作った在庫品をそのまま売っているわけではないようだ。
 さらに、大塚食品のホームページのURL(http://www.otsukac.co.jp)まで記入されているので、興味のある人はそちらも見に行ってはいかがだろうか。
 ゴールドのほうにはURLの記載がないが、ホームページはちゃんと存在していた。ボンカレーもごく普通に売られているような雰囲気で書いてあった。

 私は食通ではないのでちゃんとした表現はできないが、食べた感じは確かにゴールドに比べて味にコクが少ない感じ。もっとも、食べたボンカレーは辛口で、ボンカレーゴールドは中辛なので、ボンカレーの方は辛さが目立っていただけかもしれないので、正当な評価とはいえないが。
 だからといって、ゴールドのほうはうまいのかというと、しょせんは廉価版レトルトカレーの味である。何しろ100円ほどで買えるしろものである。無茶を要求してはいけない。さすがに1食200円を越える種類のレトルトカレーはそれなりにうまいと思う。

 色もボンカレーの方が黄色く、小麦粉にカレー粉を溶いただけみたいな感じ。
  その昔、我が家にもカレーなどという料理が登場し、母が小麦粉とカレー粉を使ってとろみのある辛い野菜スープを作っていたのを思いだす。

 それと、内容量もボンカレーが180g、ゴールドが200gと違うので、ご飯とルーの比率でルーが多いのが好きな人には物足りないと思う。  
事実、会社の人にお土産で買ってきたら「量が少ない」というコメントをもらってしまった。

 沖縄の人は、ボンカレーの味の方を好むとの噂も聞いたことがある。確かに暑いところでは香辛料の味が主体の辛さのほうがいいのかもしれない。
 

 マニアの方のために裏側のスペック表を拡大したものを載せておく。
 私のホームページ最大の情報量である。
 ボンカレーとボンカレーゴールドの両方を載せておくので、比較するのも楽しいかもしれない。

 沖縄でボンカレーを買う場合は、観光地のお土産物売り場では総じて高いので注意が必要だ。下手すると250円くらいで売っている。
 その辺のごく普通のスーパーでは150円以下。私の買った店(沖縄南部のローカルなスーパー)では130円だった。写真のパッケージをよく見ると、値札が貼ってある(笑)。
 穴場は国際通りの表通りに面したお土産物屋。なんと120円で売っていた。意外である。

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