作成したマクロをすべてのワークシートにおいて使用したい場合には、PARSONAL.XLSに保存する必要がある。
エクセルを起動し、ツール−マクロ−Visual Basic Editorでマクロの編集環境を起動する。
プロジェクトのウィンドウに「VBAProject(PARSONAL.XLS)」が存在しない場合にはPerconal.xlsを作成する必要がある。
Program Files\Microsoft Office\Office\XLStartの中にPARSONAL.XLSがあるかどうかでも確認は可能。
Visual Basic Editorを終了させ、ワークシートの画面に戻す。
ツール−マクロ−新しいマクロの記録で、マクロの保存先を「個人用マクロブック」に指定する。
この、個人用マクロブックというのがPARSONAL.XLSの正体ともいえる。
余談だが、ここにマクロが登録させていてもExcelは普通に起動するが、ブックに対して登録した場合は、そのブックの起動時にマクロを有効にするかどうかの確認ダイアログが表示される。OKを押すと、マクロの記録が開始される。
とりあえず、カーソルキーを押してセルを一つ移動させ、記録終了の■ボタンをクリックする。
先程の手順でVisual Basic Editorを起動すると、プロジェクトにVBAProject(PERSONAL.XLS)というのができているはずである。モジュールの中のModule1をダブルクリックすると、PERSONAL.XLS−Module1(コード)というウィンドウが開き、先程の操作がどのように記録されているのかが見える。
これがマクロの中身である。このマクロは今回は必要ないのでPERSONAL.XLS−Module1(コード)のウィンドウを閉じ、プロジェクトウィンドウのModule1を右クリックし、Module1の削除をクリックする。
マクロをエクスポートするかどうか聞いてくるので、「いいえ」を選択する。これで、中身の何も入っていないPERSONAL.XLSが作成できる。