乗鞍ツーリング

前書き

 乗鞍スカイラインが今期いっぱいで上高地と同様一般車両通行禁止となるとのこと。
 ここには以前ツーリングできたことがあるのだが、もう走ることができないとなればやはり行ってみたくなるもの。
 そこで連休直後の平日の9/25に有給をとって行ってきた。

 今回のルートはこんな感じ。
 長野道の松本インターから158号で安房峠(当然トンネルを使わず旧道の峠を走る)、乗鞍スカイラインで畳平、剣ヶ峰登山(徒歩ですよ)、エコーラインから上高地乗鞍スーパー林道に入り、野麦峠方面へ行き、月夜沢林道、開田村を回って反対方向から野麦峠を走って松本インターまで戻るというルート。
 この間ほぼ200km。
 アパートから松本インターまで200kmなので、合計で約600kmの行程。
 畳平からエコーラインのしばらくの区間に色がついていないが、GPSのログがいっぱいになって消えていた部分。
 特殊推進エンジンを使って跳躍した訳ではなくちゃんと走っている。

 朝早めに出発すれば、日本で10番目に高い山に登って林道走って帰ってこれるという、かなり贅沢なツーリングができることが判明。
 けど、本当にこれがラストチャンスだったんだよねぇ。
 登山だけなら来シーズンからもバスで畳平まで行くことも可能だけど、バスの時刻、バスの往復時間にしばられてしまう。
 やっぱり自分のペースで好きなように走れるバイクはいい。

安房峠

 その昔は交通のかなめだった安房峠。
 国道のわりには道幅は広いとはいえず、大型バスは全車線を使っても切り返しなしでは曲がれないようなカーブが多数ある。
 今ではトンネルが開通し、わざわざこの道を使う酔狂な人は少なくなった。
 けど、オートバイにとっては楽しい道。

 ツーリングのときにも何度か通ったことがあるし、ある年の台風(だったと思う)の影響でしばらく通行止になっていて、ツーリングの帰りに通る予定だったのが近くまで来て通行止を知り、かなりの距離を迂回させられたことがある思い出の道。

 今一歩コーナリングがしっくりこないDJEBEL250XCでそれなりにコーナーを抜けていく。
 すっかり旧道になってしまったため、路面はややあれていて、アスファルトのひび割れから草がはえていたるするので、コーナリングはマージンをとって。
 それでもやっぱり峠道は楽しいよな。
 前を走る車もすれ違う対向車もほとんどいない峠道、ある意味理想。
 この道も私に走ってもらえて喜んでいることだろう(爆)。

 乗鞍スカイラインまでの道もそれほど混んでなく、緑の中を気持ちよく走れる。

乗鞍スカイライン


 今回のメインイベント、乗鞍スカイライン。
 以前ツーリングで来たこともあったが、最後となればやっぱり走っておきたい。
 料金所で渋滞。
 車の脇を抜けて料金所まで辿り着くと、料金所のおじさんが「バイクはこっちに来い」と手招き。
 隣のゲートを開けてくれ、すんなり通過。
 すんなりとはいってもオートバイの場合は小銭の出し入れに時間がかかる。
 その間に隣のゲートでは観光バスが出発。まずったなぁ。

 しばらく走るとやっぱり観光バスに引っ掛かる。
 しかしながら、乗鞍スカイラインは直線部分が追い越し可になっているので、そこで一気に抜くことができる。
 他の峠道なんかだと全線追い越し禁止か直線部分追い越し禁止になっていて、なぜか追い越しをかけるには危険なカーブ区間が追い越し許可になっていたりするのが意味不明。
 まったくお役人のやることときたらこんなことばっかりなんだよな。

 そんなこんなで結構追い越し可能区間がある乗鞍スカイライン。
 前の車もバイクが追いつくと道を譲ってくれたりする。
 車の量はそれほど多くはないが、決して少ないというほどでもないにもかかわらず気持ちよく走れた。

 ぐんぐんと標高を稼ぎ、鼓膜が気圧の変化を教えてくれる。
 何度もつばを飲みこむ動作を行い、さらに標高をあげていく。
 回りの山が目の高さになり、下の街はどんどん小さくなってくる。
 森林限界を越えると視界が開け、根っ子なのか枝なのかわからない木が斜面にへばりついている。

 高速の八ヶ岳付近で気温は11℃との表示。
 この辺はどのくらいなんだろうか。
 峠を走っているぶんにはそれほど寒さを感じない。
 コーナーはそれなりにあるが、見通しのいい直線(というほどまっすぐじゃないけど)もある気持ちのよい道。

 ふと気付くと前に車が連なっている。
 畳平の駐車場に入ろうと並んでいる車の列。
 しばらくは一緒に並んでいたが、さすがに動く気配が無いので路肩を使って前に進む。
 歩行者に合わせた速度。
 駐車場は車がいっぱい。
 案内のおじさんが上のほうからメガホンで車を誘導している。
 奥のほうにバイクがたくさん停まっていたので、私のバイクもそこに停める。
 ほとんどが大排気量オンロードマシン。
 妙にBMWが多い。
 あとから聞いた情報だと、この日はBMWの集会があったらしい。
 けど、他の日に行った人の話でもやっぱりBMW比率が高かったとのこと。
 ここだけ見ると「景気がいいんじゃないか?」とか思ってしまう。


おなじみ畳平の観光案内の看板

 さて、ここからは自分の足で移動である。

剣ヶ峰登山


 出発前より伝言板にて「行くならぜひ登っておいたほうがいい」と言われていた剣ヶ峰。
 別に登山が趣味な訳じゃないけど、めったにない機会なので登ることに。
 時間的にもここまでは順調だし、ちょうど頂上でお昼の時間でもある。
 バイクに積んだ箱からデイパックを取り出し、水分補給用の飲み物と昼食用の飲み物、それと昼食用に買っておいたパン、eTrexとデジタルカメラを詰めこむ。
 鶴ヶ池

 いくつかある登山ルートで私が選んだのは、現在位置から一番入口が近い鶴ヶ池経由。
 お花畑経由のほうが距離は短そうだったのだが、せっかくなんで池も眺めてみようかと。

 見知らぬおじさんが「コロナ観測所はこの道でいいんですかねぇ」と聞いてくる。
 私も観光客だ、そんなこと知るかい(笑)。
 とりあえず私の記憶の中の看板によるとそれっぽいので「そうじゃないんですか?」と答えておく。

 駐車場から池を回るように道が続いている。
 ほとんど平坦といってもいいくらいゆるい坂。
 写真で向こう側にみえるのが駐車場。
 連休明けの平日水曜日だというのに車だらけである。
 こんなときに会社を休むやつなんて、よほど仕事不熱心で会社から必要とされていないやつだと思っていたのだが、そういうやつが大勢いるらしい(笑)。
 定年を過ぎた老夫婦などに混じって若いやつも結構いる。というかかなりいる。
 いくらなんでも「仕事がないんでここに遊びに来た」という人ばかりとは思えないが(笑)。

 池をぐるっと回っていくと、なんと駐車場の入口の近く、というか、エコーラインとの分岐点近くまで戻ってきている。
 ちっ、こんなことならここの路肩にバイクを止めておけばよかった。
 おもわず駐車場に戻ってバイクをここまで持ってきたい衝動にかられる。




 肩の小屋へ向かう道。
 ほとんど真っ平ら。
 車も通っていた。もちろん許可車両だと思うが。
 ここで既に頂上が見えるので「こりゃ行かないといけないなぁ」と妙にやる気を出させてくれる。

 向こうに雪渓が見える。
 よく見ると、人が歩いていたりする。
 エコーラインの肩の小屋口バス亭からの登山道だとあの辺を通るのかな?。
 距離が短い分、かなり傾斜はきつそうだが。
 事前に地図で近そうな登山道を調べておいたのだが、肩の小屋口からのほうはかなり斜度がきつそうだったので一般的な畳平からの登山としたのだが、それでも歩くペースがつかめるまではちょこちょこ休憩をしていたので、こっちのルートで正解というところか。
 というか、気温が低そうだったのでバイクに乗っているときと同じ格好で歩いていたのだが、歩くとすぐに暑くなる体質なので厚着だとすぐに息が上がってしまうのである。
 歩くにつれて秋ジャケットを脱ぎ、フリースを脱ぎ、長袖シャツだけとなる。
 ほとんど夏服である。



 エコーラインである。

 道が道なので、肩の小屋までは割と順調に辿り着いた。
 とか言いつつ、結構ゼイゼイ言っていたりするが(笑)。
 しまった土の上に荒い砂が撒いてあるという感じの道なので、見かけよりもすべりやすく、余計な体力を使っていたのかもしれない。
 ここから先はトイレはないので、とにかく用をたしておく。
 環境保全用に寄付金を払ってくれと書いてあるので、とりあえずお金を入れておく。



 肩の小屋からはやや荒れた感じの道。
 斜度も今までよりややきつくなっており、今まで平坦な道を歩いてきた足にはかなり負担が大きい。
 おそらく、ここをしばらく登って左に曲がった辺り(写真の真ん中よりやや上のあたり)が精神的に一番きついのではないだろうか。
 予想以上に疲れる。
 息も上がってきているし、心臓もバクバク言っている。
 足も重い。
 さすがに空気が薄いのだろう。
 というよりも、体力がないというのが本当のところなのだが(笑)。
 この辺にくると、数分歩いては同じくらい休むという繰り返しになる。
 心拍数が落ちつけばまた同じペースで登れるというのがせめてもの、というところ。



 これもエコーラインだが、かなり下に見えるようになった。



 いよいよ頂上手前。
 ほとんど岩山である。
 頂上に建物があるのがわかると思うが、神社の出張所。
 人も多いので、この写真では岩なのか人なのか区別がつかないところがとっても素敵な連休直後の平日の山である。
 みんな仕事しろよ(笑)。

 この辺にくると私の体力も限界に近く、100m毎に休憩と言ってもいいくらい休憩が多くなってくる。
 なんか意識も朦朧としているような気がしないでもない。
 死にかけては甦り、死にかけては甦りを延々と繰り返す。
 ほとんどアンデッドな気分である。

 ちょっと歩いては休むのだが、私にも意地というものがちょっとだけあり、写真を撮る振りとか飲み物を飲む振りとかでごまかしてみたりするのがなかなかかわいい。
 その脇をハンドバッグを抱えたおねーちゃんがすたすたと登っていくのは気のせいだろう。
 道の端で呼吸を整えていると、降りてきた人が「すみませんねぇ」とお礼を言ってくれる。
 はい、道を譲ってあげた振りをしつつ休憩を取るという高等テクニックです。
 感謝されるというおまけつきで、好青年度も上昇する。

 しかし、気温はかなり低いというのに汗が冷える前に乾いてしまうのは、湿度が低いのか、それとも太陽の光が強いせいなのか。
 汗が冷えて風邪をひくんじゃないかという心配は全く無用であった。

 頂上手前にあるのに山頂小屋という、なんか人をなめているような名前の小屋で思いっきり長時間座って休憩していたのは私だ。
 ここの日影にある温度計は3.5℃を示している。
 相当に寒いはずなのだが、上着なしで全然寒くないというのはなんだろう。
 回りの人の厚着が謎である。



 これが頂上の証し。
 三角点とか言うんだっけ?

 頂上で御満悦のK氏


 見るからに好青年な写真である。
 頂上ではなぜか撮影係となってしまい、延々と他人の写真を撮らされるはめに。
 いったん開放されたものの、景色を見ようと三角点付近を横切るとまた呼びとめられて撮影係に。
 日本で10番目に高い山に来てまでこれだ。
 好青年ぶり全開である。

 やっと撮影係から開放されたあと、のんびり食事をとる。
 頂上には30分以上はいただろう。
 食べたあとにすぐ運動をするのはよくないということで。
 けっして疲れ切って動けなかったわけではない。
 その証拠に撮影係をさせられていたじゃあないか。

 他人の写真ばかりというのもなんなので、自分用の写真も。
 いわゆるこのページ用のネタというやつ。



 頂上から見たコロナ観測所。
 雲があって視界がそれほど開けていないので、頂上からの撮影スポットというとこの観測所と権現池くらい。



 西から北方向のパノラマ。
 多少雲海らしきものも見える。
 写真をクリックすると縮小していない解像度の高いフルサイズ版の写真が見れます。
 サイズは2MB弱。
 フルサイズの写真はかなり迫力がある。



 北から東方向のパノラマ。
 同じくフルサイズ版は2MB弱。



 東から南方向のパノラマ。
 フルサイズ版はなぜか小さく350KB。

 くだりは息が切れることや心臓が破裂しそうになることもなく、単に足の疲れだけでかなりのペースで降りてこれた。
 途中にある小さい山(というほどでもないが)にも寄り道する余裕。
 とかいいつつ、肩の小屋近くで足をすべらせてコケたのは内緒。

 駐車場手前では、お花畑コースを取ることに。
 これが失敗。
 お花畑週回路までのルートは斜度は急で岩がごろごろ。
 さらに極めつけ、そこから駐車場に登る階段が今回の登山で一番きつかったのではないかと思うほど。
 体力を使い果した好青年には非常に辛い。
 幸いなことに、家族連れが写真を撮っていたのでそれが終わるのを待つ振りをして休憩。
 あと数メートルで駐車場というところで、本当に死ぬかと思ったぜ。

 バイクのところに戻り、水分を補給する。
 天気がいいというのに吐く息が白いので、気温もかなり低いのだろう。
 なんだか指がむくんでいるみたいで、握力もなくなっているようだ。
 こんなんで残りの行程は大丈夫なのだろうか?。

エコーライン〜上高地乗鞍スーパー林道

 駐車場をあとにし、エコーラインへ。
 コーナーでのリアのグリップ感が弱い。
 フロントはブレーキで路面に押しつけているが、リアは浮きぎみなのでグリップを失いやすい。
 それにしてもなんか頼りない。
 ふーむ、とか思いつつ、ちょっとコーナーの突っ込み速度をあげてみる。
 リアがツツツーーーと流れ、ラインがはらんで行く。
 あんまり流すのもなんなので、センターラインぎりぎりでグリップを回復させる。
 タイヤが冷えきってグリップをしなくなっているらしい。
 確かに駐車場の気温も低かったようだが、路面温度も低いようである。

 BMWのバイクが前を走っている。
 いいペースで前の車を抜いていくのでペースメーカーとして利用する。
 マスツーリングに前をふさがれた際に、なんとなく私が前に出てしまい、今度は私がペースメーカーになる番。
 って、ついてこないじゃないか。
 けど、ちょっと前がつかえたりするとすぐに追いついてくる。
 お互いなかなかのペースで走っているということだな。

 上高地乗鞍スーパー林道の分岐で、競争しているのかランデブーしているかわからない妙な連帯感をともなった即席ツーリングは終了。

 ここから奈川村への上高地乗鞍スーパー林道は全線舗装。
 別荘地みたいな雰囲気の道を淡々と走る。
 料金所でお金を払う準備をしていると、後ろからやってきた巨大な二人乗りのバイク(BMW?)が私に道を聞く。
 道を聞かれるのは私の特技の一つである。
 「奈川へはこの道でいいんですかね?」
 「この道でも行けると思いますけど、戻ってさっきの道をまっすぐいったほうがいいと思いますよ」
 巨大な車体を苦労してUターンさせて戻っていった。

 料金310円を払い、スーパー林道を走る。
 単なる県道と同じで、なんで有料なのかさっぱりわからない。
 けど、コーナーさえあれば楽しいのでそれなりのペースで流していく。
 県道に抜けてちょっと行くと、「奈川村役場」の看板。
 なんと、奈川に出たではないか。
 ごめんよ、巨大バイクの人。
 嘘をいうつもりはなかったんだけど、奈川渡ダムと勘違いしていたのだ。
 道を聞かれてもちゃんと答えられないのは私の短所の一つである。
 けど、道はつながっているからそっちの道でもたどりつくことはできるよ(笑)。

月夜沢林道


 月夜沢林道。
 赤い線がかなり省略されて表示されているのは、eTrexのログを保存領域にコピーするとデータが間引かれてしまうかららしい。
 eTrexのログは、2時間強の走行でいっぱいになるため、その前に保存領域にコピーする必要があるのだが、その結果がこれである。
 これを回避するには、保存領域にコピーするのではなく、PCなどの外部にデータを吸いだすようにしないといけない。

 で、月夜沢林道。
 昔、友人とツーリングで走った記憶があるが、そのときは雨というか、ガスが出ていて全く景色が見えず、どこをどう走っているのかさっぱりであった。
 ただ、路面の雰囲気が妙に記憶と一致している。
 野麦峠側はガレた感じの荒い路面、開田側は走りやすい路面。

 確か、この林道を抜けてちょっと行ったところにキャンプ場があって、「焚き火をするんなら有料で薪もあるけど、その辺の枯れ枝を適当に使ってもいいぞ」などという親切な管理人のいた思い出のキャンプ場。
 夜の間雨に降られ、朝は小雨の降る静かな中、テントをたたんだ。
 暖機中のヘッドライトの光が小雨でぼんやりとしていたのを思いだす。
 どこかに写真があったよなぁ・・・。
 そのキャンプ場、どこにあったのか思いだせない。地図を見てもなんか記憶と一致しないし。
 覚えているのは、雨に濡れて一発目のブレーキが効かなかったこと、キャンプ場を出てすぐのトンネルの出口がくだりカーブになっていて、リアをすべらせて慌てたこと。
 なつかしいよな。
 って、こんな記憶しかないのか?

野麦峠



 野麦峠といえば女工哀史で有名なところ。
 女工哀史がなんなのかは知らないけど(笑)、その昔雇われていった女工さんが大変な思いをして越えた峠らしい。
 右下に延びている線は月夜沢林道。

 けど、現在の野麦峠はカーブこそ多いがそんなに厳しい道という感じはない。
 山がかなり削られて車が走れるような道となっているからなのだが。
 この道のカーブの具合、結構好きなのである。
 ついついペースが上がり、コーナリングを楽しんでしまう。
 視界自体が開けているわけではないので、景色を楽しむという感じの道ではないのだが、それにしてもこんなに飛ばしていいのか?(笑)

 野麦峠を走っている間、追い越した車や対向車は数えるほど。
 この道なら速度税を取られる心配はないだろう(笑)。
 さすがにカーブが細かいので速度はそんなには出ないが。

 個人的には野麦峠サーキットと呼ばせてもらうことにする(笑)。
 私に走ってもらえて光栄に思っているに違いない(笑)。

おまけ

 そんなこんなであとは高速使って帰ってくるだけなのだが、ここまで来て忘れちゃいけない買い物がある。
 一家に一つの常備薬、長野県製薬の御岳百草丸である。
 松本で高速に乗るのをやめて塩尻方面へ国道を走る。
 暗くなった頃にやっと国道脇の薬屋を見つけ、みごと購入に成功。
 みんなも信州に行ったら買うべし。


 さて、帰ってきた次の日、荷物の整理をしていたらこんなのが出てきた。
 この際「帰ってきたその日のうちに片付けをしろ」という細かいことは突っ込んではいけない。
 どうせみんなだってやらないでしょ(笑)。
 剣ヶ峰の頂上で飲み干したペットボトルのなれの果てである。
 やはり山頂の空気は薄かったということですな。
 皆さんはぜひ2リットルのペットボトルで試してほしい。

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