いまさらではあるがデジタルカメラを購入した。(1999/03/07)
CANONのPowerShotA5というモデル。そろそろ発売されてから1年になろうかというしろもの。ズームのモデルが出たせいか値引き率もよくなっている。8MBのコンパクトフラッシュが付いているので、PCMCIAアダプターを購入すればかったるいシリアル転送をしないですむ。
純正だと3,500円もするアダプターであるが、サンディスク(コンパクトフラッシュの出所)のものが秋葉原のLAOXで950円で売っている。
これを買いに行ったときに、一緒にだった人にそそのかされて15MBのコンパクトフラッシュと予備のバッテリーまで買ってしまった。デジタルカメラも発売されてからかなりの年月が経つと思うが、いまだに小さいものがないと思う。SONYのサイバーショットは小さかったけど。
なんでコンパクトカメラ並みの大きさにならないのだろうか?。APSカメラ並みだともっと嬉しい。
フィルムもいらないし、レンズだって小さくてすむデジタルカメラの形状がこんなに大きいのは謎である。消費電力も多いよなぁ。
そんなデジタルカメラの中でもコンパクトで余計なでっぱりがないのがこの機種だと思う。
SANYOのマルチーズもコンパクトだけど、レンズが端のほうにあるのが好きじゃない。本来であればここに写真でも入れたいところなのだけど、さすがに自分自信を撮る機能は付いていないので、背景の色だけでもジュラルミンの雰囲気を出してみた(笑)。
興味のある人はキヤノンのホームページ(http://www.canon.co.jp)を見てほしい。
無断でリンクを張っていいのか不明なのでリンクしてません。
というのもさみしいので、パッケージの絵を撮影して貼りつけておこう(笑)。CANON PowerShotA5
画質であるが、ラージサイズが1,024*768でスモールサイズが512*384、それぞれにファインとノーマルの合計4つのモードがある。スモールサイズのほうが集光率が良いのか暗いところでの撮影が得意となる。
さらにCCD-RAWモードという画像を劣化させるJPEG圧縮を全くしないモードもある。普通に景色を撮るぶんにはどのモードでもそれほど差は感じない。
特にファインとCCD-RAWでは思ったほどの差が感じられない。これは多分、JPEG圧縮する際に輪郭が強調されるので一見くっきりと写っているようにみえてしまうせいだろう。
しかしながらコントラストの強い部分では、いかにもJPEGらしい品のなさがはっきりと見てとれる。
この春の新製品は200万画素だとのことだが、いったいどのくらいのJPEG圧縮をかけてくるのだろうか。一クラス下のモデルでも圧縮をかけないほうがはるかにいいというのが私の持論である。間違っているかもしれないけど。
個人的には100万画素もいらないと思うので81万画素で満足している。もちろん多少の負け惜しみも入っている。カメラから画像を吸い出す時に、JPEGで保存するかBMPで保存するか選べる。
BMPで保存した場合には、どのモードで撮ったものでも同じサイズになるのでCCD-RAWで撮ってBMPでファイルに保存し、あとから必要に応じてJPEGに変換するのが正しいのかもしれない。
CCD-RAWだと1枚1MBのメモリーを喰うのがちょっと痛いけど。ちなみにBMPに変換すると2.5MBのサイズ。このカメラ、さすがカメラメーカーのものだけあって、ファインダーもちゃんと使い物になるし、結構いいのだけど、なんとなくピントが甘いような気がする。
で、ある日たまたま気付いたのだが、なんとこのカメラ、赤外線領域にまで感度が伸びている。
そう、リモコンの光が見える(写る)のである。このとおりリモコンのLEDが写る!!
CCD自体が赤外線領域でも感度が高いので、通常は赤外カットフィルターを入れると思うのだけど、このカメラには付いていないらしい。
可視光と赤外では波長が違うのでピントの合う位置も異なるはず。
手頃な赤外カットフィルターが入手できるようだったらさらにシャープにピントが合うのか試してみたいものである。最近のデジタルビデオカメラでは赤外領域が使える機能が付いていたものがあったようだが、何かと悪用(笑)されるので普通では使えないように改良?されてしまっているらしい。
そんなこんなの今日この頃なのに、この機能はなかなか夢を膨らませてくれるものがある(笑)。他のモデルではどうなのだろうか?。
(いろいろ話を集めたとこめ、ほとんどのCCDカメラで写るようである。)それにしても24枚撮りのフィルムを3年も持たせる私がデジタルカメラを買って何の意味があるのかは謎である。