2002年の年もあけて間もない1月2日、帰省中の実家の方で雪が降った。
昨日は午前中は薄陽がさしたり曇ったり、時折雨が降ったりという天気で、午後からはみぞれ混じりの雨という変化の激しい天気。
今日は朝から雪である。
写真を撮ったのはお昼ごろ。
数時間でこれだけ積もったことになる。
この時点で20cm弱くらいか。
ここ数年、年末年始の帰省中にこれだけまとまった雪を見た記憶がない。

右側の歩道はすっかり雪が積もり、人が歩いたところだけが道になっている。
この写真ではよく見えないが、はるか彼方信号の向こう側では自動車の後ろをおばあさんが歩いている。
年寄りは歩道の雪をかき分けて歩くのが辛いので、車道の真ん中を堂々と歩いているのである。

いわゆる鉛色の空。ほとんどモノトーンの世界。
横浜の雪景色とはやっぱり雰囲気が違う。
こちらでは、冬になるとみんなスタッドレスタイヤに履き替えるので、車を道路に置き去りにして帰るなんてことはまずなく、ごく普通に走っている。
とは言っても、雪のせいで走りにくいのは確かだし、車線が狭くなるので主要幹線道ではかなり渋滞する。

車の屋根に積もった雪でどのくらい降ったのかがよくわかるだろう。
まるでスキー場の駐車場に止めておいた車みたいである。
これから夕方にかけて更に降ったので、積雪量は20cmを越えたことだろう。
本当の雪国にしてみればたいした事ではないのだろうが、常春の国であるこの地ではかなり多いほうである。
けど、昔は50cmくらい平気で積もっていたような気がする。
夜から朝にかけて積もった雪は、早朝に除雪車が除雪してくれるので通勤時間にはそれほど影響がでない。
路上駐車をしている車は除雪車ののけた雪をもろに被ることになるので、この時期の路上駐車は注意が必要である。
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