コイル用のタップを切るために下穴を開ける。
右側が穴を開けたもの。
穴の大きさはネジのサイズによって異なるのでパッケージの説明を参考にする。
当然もとのネジ穴より大きい。
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で、付属のタップでネジを切る。
この工具の値段のほとんどがこのタップの値段ということらしい。
今回の作業ではM7用のリコイルを使用したが、手持ちのタップホルダーではぎりぎり保持できない太さであったため、タップホルダーのチャック部をばらして無理やり咥えさせて作業をしたため、もともとの穴がまっすぐ開いていなかったのに加え、このような作業方法のため斜めにタップが切れてしまった・・・。
私は穴を垂直に開けるとかタップをまっすぐ切るとかという作業が苦手なのである。
ま、使えたからいいけど。
ボール盤があればタップをボール盤に咥え、手で回しながらタップを切ることでまっすぐ切れるのだが、あいにくボール盤は持っていない。
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こんな感じでねじこみ工具の先にコイルをひっかける。
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あとはこのようにねじこんで行くだけ。
入れるときにはコイルの直径が小さくなる方向に力が働くので簡単に入っていくが、入れすぎて逆転させようとすると直径が広がる方向となるのでまず抜けない。
入れすぎないように注意が必要。
工具のストッパー(というのだろうか?)が当たるところが目安。
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このように、ちょうど半回転ほど入ったくらいがよい(みたいだ)。
後ろにあるのは撮影用に被写体の角度を調節するために入れたタップホルダーなので、特に意味はない。
いいところまで入ったら付属の棒を突っ込んで先っぽの折れ曲がった部分を折る。
これで完成となる。
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もし失敗したらこのようにコイルを引き抜いて入れなおす。
実は、最初はM6だと思ってヘリサートを行なったのだが、ネジが入らないことに気づき、しばらく悩んだ末にM7だということが判明したのである。
おかげでこのような写真が撮れたということは幸運といってよいだろう。
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旧車のレストア等を趣味とする人は持っていて損はない、というか必要な物かもしれない。
ヘリサートで復旧したネジは、本来のネジ穴よりも丈夫である。
この工具、実はかなり便利なのでお気に入りの道具に入れたいところなのだが、ネジのサイズ毎に工具をそろえないといけない上にそれなりに高価なので惜しいところで別項目での紹介となったのである。
そもそも今回私が買ったのがM7なので、他にそんなネジを使っているところは思い当たらず、存在としては使い道のない道具となってしまっている。
一つの工具でM4〜M8くらいまでできれば間違いなくお気に入りとなるのだが。
セットを買いたい気もするのだが、この手のよく使うサイズのなら会社にあるしなぁ。(こらこら)
あなたの回りにつぶれたネジ穴はないか?。
ヘリサートで人生のネジ穴を作りなおそうではないか。
2006/04/23 追記
ちなみにイリサートというものもあり、これは一般サイズのタップが使えるらしい。
ただ、個人で入手可能なのかとか、工具・パーツの値段はどのくらいなのかは全く不明。
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