はっきり言って、こんなのを見て何がおもしろいのだろうという疑問はある。
ま、中の物はちょっといじってるのもあるので、人によっては参考になるのではないかと。バイクでツーリングに行く関係上、洗面用具はいつも一つの袋にまとめている。
よく出張に行く人もそうしているのではないかと思うが、私の場合は出張用の用具をツーリングに持っていくのではなく、ツーリング用の用具を出張にも持っていく。
まぁ、同じ事なんだけど。パッキングの基本はいかにコンパクトにするかに主眼が置かれている。
いわゆるこだわりの逸品というべき物・・・なのかもしれない。
約20cm×25cmの袋
この袋は東京都板橋区にあった(多分過去形でいいはず)バイク用品店でもらった袋。形状不定でどこでも押しこめるので愛用している。ただの割りには丈夫。
で、この袋の中身というのがこんな感じ。
左上から順にタオル(2枚)、ナイロンタワシ、シャンプー。
中段左からせっけん3つ、細めのロープ約4m。
下段左から歯磨き粉、ハブラシ、耳かき、歯磨き粉3つと糸ようじ、ひげそりとひげそり掃除用ブラシ、小型ガスバーナー、つめ切り、アーミーナイフ、風邪薬。
タオル
やっぱり2枚あると何かと便利。
時々忘れてくるやつがいるので、そういう時に恩着せがましく貸せてあげると効果的。
かさばらないようにやや薄めのやつを選んでいる。ナイロンタワシ
軽量・コンパクトを目指し、市販されている物を縦2つに切った物を使っている。
確かに小さく軽くなったが、泡だちが悪いのが欠点。ま、旅行の間だけの問題なのでよしとする。タオルよりは汚れの落ちがいいのは確かだし。
シャンプー
旅行セットなんかに入っているシャンプーの容器に普段使っているものを詰めこんでいる。
家のシャンプーが切れた時に結構重宝したりする。
ちなみにメリットシャンプーを愛用している。別に理由はないのだけど。せっけん
ビジネスホテルに泊まった時に手持ちの古いやつを使って新しいのを補充している。ちなみに真ん中のやつはやや大きめのやつで、一回では使いきれなかったのでラップにくるんで持ち運んでいる。せこいかも。ロープ
登山用品店で売っているもの。
宿で洗濯をした時や、タオルを干すのに役に立つ。
これだけの長さがあると大抵の場所に張ることができる。歯磨き粉
これも旅行用に小さいものを選んでいる。
そもそも歯磨き粉は少ししか使わないたちなので、一回買うとかなり持つ。ハブラシ
ビジネスホテルにも使い捨てのハブラシが常備されているが、あれだと磨き残しが多そうなのでやっぱり自分の気に入ったものを持っていく。
袋の横幅に合わせて柄を少し切り詰めている。これだけでかなり袋のおさまりがよくなる。耳かき
ノーマルの長さだと苛酷なツーリングの荷物の中で折れてしまうので、これも短くしている。後ろのぽんぽんがないのはちょっとさみしいが、よしとする。
実際にどのくらいの長さかというと、隣のハブラシと比較するとわかりやすいかもしれないが、そのハブラシも短くなっているのであてにならないが。
そもそも普段の耳掃除の頻度からして、耳かきなんて持ち歩く必要はそうそうないと思うのだが、かなり前向きな暇つぶしの道具であるので持っていく必然性はあると思う。この作業は結構熱中できる。歯磨き粉
ちゃんとした歯磨き粉を持ち歩いているので必要ないのだけど、ほら、やっぱり宿で余っているとついつい持ってきてしまうんですよ。
最初は手持ちの歯磨き粉を切らしたので宿にあったのを使い回していたのがなんとなく「使ってないのに捨てられるのはもったいない」という仏心でつい持ってきてしまうんですね。単にせこいだけかも。糸ようじ
私の歯、特定の場所に隙間があり、食べものの筋とかが挟まりやすい。これがまた治療をしたなごりの段差で歯磨きをしても取れない。こんなのが挟まっていると妙に気になるので精神衛生上よくない。そこで糸ようじの出番。
糸ようじといっても糸だけのやつなので十数センチに切って使う。したがってほとんどゴミにならない。エコロジーの面から見ても優れものである。
ちなみに一つ買うと一生持つかもしれない。
この歯のかすを取るという作業も結構熱中できるしろものなのであなどれない。ひげそり&ブラシ
どこにでも売っている充電式ひげそり。
以前はもっとコンパクトなB社のものを使っていたが壊れてしまった。
同じのを買おうとしたが、値段の誘惑に負けてH社のものを購入。
でもやっぱりB社のほうがいいような気がする。
そり味もそうだが、コンパクトさが全然違う。
さすがにこいつを短くするのは無理だろう。
ブラシはひげそりの付属品。B社のやつはふたに組み込むようになっていたのだが、これは別体なのでかなり邪魔。ガスバーナー
私はたばこを吸わない。だからライターを持ち歩かない。
ツーリングの時にはコンロ着火用のライターがあるが、普段の出張にはコンロを持っていかない。
最近出張で泊まった民宿で、蚊が多いために蚊取線香が用意されていたのだが、ライターを持っていないために眠れぬ一夜を過ごしたことがあるため、この袋に追加した。
100円ライターでもいいのだろうけど、ガスを出すレバーが荷物で押されっぱなしになりそうなのが恐いので、ロックの付いているやつにした。
また、バーナーであるので何かの作業のときに役に立つかもしれない。
それ以上に受けが取れるのがいい。つめ切り
これもコンパクト性を重視している風邪薬
これは特にコンパクトにする必要はない。いや、できない。
単に普段使っている薬を持ち歩いているだけ。
こんな感じでいろいろとコンパクト性を重視しているが、果たしてこれでどの程度コンパクトになっているのかは考えないようにしている。
そもそもこんな小物をコンパクトにしてもたいして意味がないではないか(笑)。
なにしろ体積のほとんどがタオルなので押し込めば相当に小さくなる。この手の「いかにコンパクトにするか」というポリシーでパッキングを行った場合の欠点として、見かけ以上に荷物が重くなるという問題がある。