日記のような物

目次

2008/12/29 久々の更新
2008/09/28 アンチウィルスソフト
2008/08/07 ストリートビュー
2008/07/27 玉虫
2008/07/19 FCRすげー
2008/06/07 蛍
2008/05/24 GParted Live CD
2008/05/01 ぺんちくんその後
2008/04/10 ATOK2008
2008/03/06 ぺんちくんその後
2008/02/08 ぺんちくん死亡〜復活への道
2008/01/20 どうしたんだぺんちくん
2008/01/12 WindowsMail
2008/01/06 サーバーバージョンアップ

2007年
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2008/01/06 サーバーバージョンアップ

 なんだか去年の最初も似たようなことを書いていた気がするが、まあそんなことはどうでもいい。年の始めから細かいことを気にする事もないだろう。
 で、正月休みを利用してここ数年サボっていたサーバープログラムを新しいバージョンに変更した。

 まずはメールサーバー。
 去年の始めに新しいバージョンが出ていたのはわかっていたのだが、うまくインストールできなかったので古いバージョンに戻してそのままにしていた。
 ちゃんと動いているし致命的な問題も発見されていないようなので無理にバージョンアップをする必要もなかったのだが、設定ツールがバージョンアップされてスパムメールの処理がより適切にできるようになったとのことで設定ツールのバージョンアップのついでにサーバーソフトもバージョンアップした。

 しかしながらなぜかユーザーのアカウントがすべて消えてしまい、新規にアカウントを作りなおしてもうまく送受信できない。
 結局ファイルの上書きの際に設定データ部分も上書きしていたために設定が消えていたという基本的なミスが原因。設定データ以外を上書きすることで無事移行完了。
 新しいバージョンではSSLとかいうもので通信を暗号化できるらしいのでよくわからないけどついでにその設定も行なった。(専用ツールがついていたので誰でも簡単に設定できる)

 次にWEBサーバー。
 これも前から新しいバージョンが出ていることはわかっていたのだが、なんとなく面倒だったので放置していた。
 最新版と使用中版の設定ファイルを比較したところ、ほとんど違いがないので比較しつつ書き替えを行ない、こちらは特に問題なくスムーズに終了。
 こちらもSSLを使用することも可能らしいのだが、どの道自分で自分を正しいと言い張るオレオレ証明だし、なんとなく面倒なのでSSLなしでセットアップ。
 一番の要因はいろいろ調べないとSSLの設定ができない=面倒ということ。
 メールソフトはSSLの証明関係は真剣に確認していないものが多いらしいのでオレオレ証明でも問題はないらしいのだが、WEBブラウザはいちいち証明の確認とかが出るのもうっとおしそうだし。
 そのうち気が向いたらSSLの設定もやってみようか。

 実はお出かけPCと言いつつ事実上のメインマシンとなっているLinちゃんのHDD交換もやろうとしたのだが、交換したHDDの設定がなにか足りないらしく、うまいこと起動してくれなかったので元に戻して終了。
 せめてフロッピードライブがあればなんとかなったのだが、会社に置きっぱなしなのでぺんちくんにつなぎ替えてHDDの設定をやるほどの元気もないし。
 多分落とした時にHDDのコネクタが抜けかかっていたのだろう。一時はHDDの認識さえできなかったりしたのが叩いてからは順調に動いていたし。
 HDDの容量も安く上げるために現行と同じにしたので交換することで特にいいこともないし。
 ま、こちらもそのうち気が向いたらやってみよう。

 とりあえず順調な年明けだったということで。
 (休み中に会社に行ったら連休中に仕掛けておいた試験がことごとくNG動作となっていたのはまあ予想通りということにしておこう)

2008/01/12 WindowsMail

 去年辺りからグループの受注量が増え、急遽増員ということになった。
 その人達にもPCを割り当てないといけないのだが、予算のほとんどない我がグループでは誰かが家電量販店にいって展示品を少しでも安く買ってくるという哀しい流れとなる。
 当然メーカーもスペックもバラバラ。さらに今時はOSはVista。設定がさっぱりわからない。よくわからないけどいろいろいじってなんとかLANやメールの設定まで終了。
 次はすんなり設定できるかというとそんな自信は全然ない。
 VistaになるとメーラーがOutlookとかではなくWindowsMailとかいうものになっている。噂によると機能が落ちているとか・・・。

 で、年が明けてそんなPCをあてがわれた中の一人が「メールの送信ができなくなったんですけど」とか言う。受信はできるらしい。
 いろいろ聞いてみると送信トレイにどうしても削除できないメールがあるらしい。
 こっちもいろいろと忙しいのだが、仕事に差し支えることでもあるのでちょっとばかり検索してみた。
 Vistaの不具合でファイルの削除ができなくなることがあるのかと思ったが、どうやらWindowsMailの方の問題らしい。
 検索してみるとあちこちに似たような質問が転がっていた。
 その対策方法もどう見ても一般の人にやってもらって成功率が高いとは思えないようなもの。説明を読むと確かに書かれている手順は間違っていないようだがその方法を正しく理解できる人の方が少ないような気がする。

 結局MSからこの件に関するアップデートが出ているのを見つけたが、いくらおまけソフトとはいえこのような作りは問題だよなぁ。

 ちなみに、この対策でちゃんとなおったのかどうかまでは確認できていない。
 件の人もなにかと忙しく「あとでやってみます」状態なのだ。
 さて、うまく復旧できるのか。
 それにしても困ったもんだ > MS (余計な作業を増やしてくれおって)

2008/01/20 どうしたんだぺんちくん

 最近なんか調子が悪い名目上のメインマシンのぺんちくん。
 めったに起動することもないのだが、事実上のメインマシンであるLinちゃんにはHDD以外のドライブがない。正確には内蔵されていない。外付けドライブならある。
 さらにHDDも1個しかないので容量に余裕がない。

 そんな訳で時々はぺんちくんで作業をすることもある。
 つい最近もDVDドライブを取り付けてあげたのだ。PentiumIIIの600MHzという時代のマシンではまともにDVDの再生なんかできないというのはわかっているのだが、それでも扱えるのと扱えないのでは違う。

 去年の終わりごろから時々ハング現象が多発したのでこの週末に再インストールをしてみた。
 インストール直後は普通に動いているようにみえたのだがなにかやるとやはり止まってしまう。
 SCSIドライバがインストールできない謎もある。
 もう一度インストール。やはりハングする。
 さらにインストール。今度は調子がいい。ちょっとファイルをいじろうとCドライブを見るとそれらしいものが何も無い。なんか知らんがDドライブにインストールされている。Cドライブで起動してDドライブで動いている。

 どうやらHDDがおかしいらしい。
 ということで急遽HDDを買いに走る。
 最近はみんなでかいのばかりなのだが、とりあえずその中でも容量の少ないものを選ぶ。「すみません、160GBのHDDでPATAのやつください」という辺りに古いものを大事に使っているんだよみたいな主張が出ている。

 で、インストール。やっぱりDドライブにインストールされる。
 しかたないのでDドライブの電源をはずしてインストール。
 ちゃんとインストールが進んでいるようだ。と思ったら途中で止まっているし。
 もう一度インストール。
 今度は成功。
 無事Windowsが起動し、初期設定を行なう。ここで自動的に再起動に行くはずなのだが、いつまでたっても終了しない。
 強制的にリセット。
 再起同時にエラーチェックが走るがちゃんと起動。普通に動いているようだ。
 環境設定をちょっとだけ行ない、WindowsUpdateを行なう。DirectXをインストールしろといってくる。DirectXをインストールし終わった辺りでまたもやハング。

 ひょっとしてと思い電源を変えて再インストールからやってみるが、状況はあまり変わらない。
 結局何が悪いのかわからないまま夜になる。
 いったい何回インストールを行なったのだろう。
 ま、自動インストールのスクリプトファイルを読み込ませてのインストールなので勝手にやってくれるのがせめてもの救いか。
 とりあえず動くには動くがWindowsUpdateはできないし、挙動の怪しさも残っている。
 うーむ、いよいよ買い替え時なのか。
 困ったなぁ。


 ところでお隣さん。
 ある日の夜、会社から帰ってきたら車のヘッドライトをつけて軽トラを照らしている。
 見るとバイクの修理が上がってきている模様。
 バイク屋さんらしき人から何やら説明を受けている。
 夜も遅いし寒いというのにご苦労さん。
 次の日は嬉しそうに(かどうかはわからないけど)バイクに乗って通勤していったとさ。

2008/02/08 ぺんちくん死亡〜復活への道

 なんだか調子の悪いぺんちくん、Windowsを何度インストールし直しても不安定である。結局あきらめて新しいPCを買うことに。

 で、今更自作のために情報を探し回るのも面倒なので完成品を買おうかと。
 国内メーカーの余計な機能てんこ盛りのPCはいやなのでエプソンダイレクトとかショップオリジナル、BTO関係を探してみる。ちなみにDELLは嫌いなので最初から対象外。
 さらにOSはVISTAではなくXPProが用意されていること。
 いろいろスペックを見ていくと、非常に安づくりかハイスペックにかたよっているような気がする。あくまで私の用途から見た場合だが。ちなみに基本スペックはそんなに高くなくていいがいざという時の拡張性は欲しいというある意味わがままな要求。
 そうなるとどこのマザーボードを使っているのかが気になるのだが、その辺の情報はほとんど載っていない。

 今時のマザーボードってどんなのがあるのかとASUSのページを見てあたりをつけ、情報を探る。メモリの規格がこんなに増えているのかとかHDDは基本的にSATAに移行してきているのかと浦島状態である。
 ASUSは以前妙に癖のあるマザーを買ってしまった記憶があるし、GIGABYTEのほうがなんかよさそうだなとか少しずつ情報が入ってくる。
 試しに中の中か中の下辺りのスペックでパーツをそろえてみたところ、6万円位でなんとかなりそうとの結論。一番高いのがFDD(笑)。WindowsXPだからな。
 いつの間にやら自作PC一直線ではないか。

 ということで安く上げるためにも自作となり、パーツをネットで注文して先日到着。
 いやぁ、店に出かけないで買い物ができるってのは便利だよなぁ。
 とか言いつつ今時の流れを見るために近所のパーツショップに行ったのだが、やはり秋葉をうろつくほどのネタは転がっていない。秋葉なんてもう何年行ってないことだろうか。(おととしにデジカメの修理に行ったかな・・)

 で、この連休を使ってセットアップしようと時間をみていそいそと組立。
 とりあえずFD起動でDOSで起動できるところまではOK。
 んじゃHDDをフォーマットして、と。
 しばらくするとプチッとディスプレイの切れる音が。
 おや、と思ってみるといきなりディスプレイの中からリレーがカチカチいう音が聞こえてくる。うーむ。
 電源を切って冷やしてから再度電源ON。カチカチカチカチカチ。
 はい、ディスプレイ死亡確定。
 まぁ、Pentium90が出た頃(Windows3.1はまだ出ていない)に買ったやつだから、よく頑張ったというところか。

 感傷に浸っていてもどうしようもない。この連休中になんとかOSのインストールくらいはしておかないと。(その前にいろいろと試したいこともあったりするので)
 そんなわけで急遽今時のディスプレイを調べる。みんなに横長じゃないか。そんなのいやだ。化石時代のなごりのようなちょっと前の普通サイズの売れ残りを探す作業。
 いくつか当たりをつけて近所のショップに在庫の問いあわせたところ、下位機種しかないとのこと。
 ネットで安いところを見つけて電話。
 「今から注文したら今日中に発送できますか?」
 運のいいことに「大丈夫です」との返事をもらったのでダッシュで注文。
 どうやら今日の発送に間に合ったらしい。

 それにしても高い出費となってしまった。
 そのうちにひっそりとぺんちくんのページが更新されているかもしれない。
 ディスプレイはネタの更新のために我が身を犠牲にしてくれたんだな。
 そういうことにしておこう。

 私がこんな苦労をしているというのに、ガイジンからメールが来た。
 スパムかと思ったら「AMITYのHDD換装がうまく行かなくて困っている。助けてくれ」だと。
 検索で私のページに来て、Googleの翻訳を使ったけど意味がよくわからなかったらしい。どうせ私の字は汚いですよ。
 けど、あみちゃん、既に手元に無いからなぁ。

 とりあえず通じるかどうかわからないけど私のページの要点のみ英語っぽい言語で返事を書いたら「その手段は私には使えない。とほほほ。なんとかならないですか」という返事が。
 しかたがないのでちょっと検索したらよさそうなページが見つかった。当然日本語(笑)。
 そこを紹介して「あとはよろしく」。
 さて、彼は無事この危機を切りぬけることができるのだろうか。

 そもそも今時AMITYで何をしようというのだろう。
 とりあえずWindows2000が遅いなりに使えることは実証済。起動に5分かかるけど(笑)。

2008/03/06 ぺんちくんその後

 さてと、報告が遅くなったが、って全然報告の義務はないのだが。
 ぺんちくん用に買ったディスプレイは無事次の日に届いた。
 取説を読むこともなくとりあえず電源を入れる。ん?、画面の中央やや右に赤い点が・・・。外れだ。
 とりあえず使えないわけではないのでインストールを進め、とりあえず環境の構築まで行ない(簡単に書いたがいろいろあって何度も再インストールをしなおしている)、あと一息で実用状態になろうという時、起動時にスキャンディスク(だっけ?)が走った。
 次の起動時にもスキャンディスクが走る。
 DOSで起動してDOSのSCANDISKでチェックをかけると不良セクタが結構出ている。
 フォーマットをしなおすと途中でエラーが報告される。
 Windowsをインストールしてディスクのチェックをやらせると途中で異常に遅くなる。というかほとんど止まっている。
 これも外れか。

 さて、ハードディスクは店に持って行き、修理依頼をしたら数日後に「確認が済みましたので取りに来てください」との連絡。メーカーのツールを使ってLowLevelFormatをしたとのこと。
 とりあえず問題なく使えるようになったようである。

 次にディスプレイ。
 ショップに連絡するも「一ヶ所だけでは不良とはいえないので交換等は無理です」との予想通りの冷たい返事。
 まぁそれはわかっていてだめもとでの質問なんだけど、その辺の量販店で購入した場合は多分交換してくれるのではないかなぁ、などとは思う。何しろ画面のほぼ中央だから気になると言えば気になる。
 で、とりあえずだめもとでメーカーのサポートに電話をしてみた。
 なんかふつーに「修理します」とか言ってくれる。ついさっき「保証期間内なので無料です」と聞こえた気がするのだが、なんか不安で「いくらかかります?」とか聞き直してしまう。「送料だけ負担すればいいんですね?」と聞くと「取りにうかがいます」だそうな。さらに「代わりのディスプレイはお持ちですか?」とか聞くので「いや、さすがにディスプレイは持っていないです」と答える。ノートPCならいくつかもっているけど。(笑)
 すると「15インチのでよければ代わりにお貸しします」という。いたれりつくせりである。
 電話を切ったあとそれほど時間が経たないうちに向こうから電話がかかってきて、引き取りの日が決まったと言う。具体的な日にちと時間を決めて電話を切る。

 そういえばこのメーカー、以前カセットデッキを修理した時もわざわざ来てくれたよなぁ。サービスセンターに持ち込みしたこともあるけど、対応はよかったし。

 予定の日のほぼ予定通りの時間に引き取りに来て代わりのディスプレイを置いていった。なんと立派な17インチのディスプレイである。
 えらいぞ三菱。

 まぁテレビもファンヒーターも掃除機も三菱を使っているからこのくらいのサービスはあってもいいだろう。それらを買ったのが何年前なのかはとりあえず置いといて。
 昔持っていたビデオデッキも三菱のそこそこいいやつで、修理に出すとマニアな店員が「これはいいやつだから買い替えるより修理をした方がいいよ」とかいってくれたようなやつ。
 意外に三菱製品を買っていたりするなぁ。

 ということで今はモニターの修理待ち。
 さて、100%欠陥なしの液晶になってきてくれるだろうか。

2008/04/10 ATOK2008

 ATOK2008を買った。
 今まで使っていたのはWXG4というほぼ10年前のIME。
 WXシリーズはOSといえばフロッピー起動のDOSが普通でまだFEPなどという言葉が一般的でなかった時代にWXPを使って以来のつきあいである。
 どことなく癖のある変換だが、キー設定から辞書まで至る所をいじることができる、まさに自分の好みにできる漢字変換ソフトであった。
 自分専用の辞書を用意し、自分が使う単語だけを登録しておくことで自分にとってはかなり変換効率のよい辞書を作れたりする。
 さらにWXGでは訳せゴマの翻訳機能を使って変換した文章を英文に翻訳することもでき、IMEの可能性を垣間見させてくれた。

 なのだが、このWXGもすでにサポートもなくなり今後の発展が全く期待できない状況。何しろ開発部隊自体がなくなっているのだから。それでも使い慣れていたため今まで使い続けてきた。
 しかしながらここ数年は辞書のメンテもしないしOSの再インストールの際にどこかの設定をし忘れたらしくて妙な変換(というか文節の判定間違い)が多く、今時のIMEならもっとましなのかな、と思っていた。

 そんな訳で思い切ってATOK2008を購入したわけだ。
 この文章もATOK2008で書いているが、さすがに変換効率はいい。ほとんど誤変換がない。
 カスタマイズもそこそこできるようで、最低限ではあるが今までのキーアサインに近い形にはなったし、色合いもそれっぽくできた。しかしながらあと一歩というところで細かい設定のやり方がわからない。できるのかできないのかもわからない。いや、まあ取説を読んでいないというのもなんなんだが。
 それと動作が微妙に違うのが何となく違和感を感じる。用語の定義が微妙に異なるのでなかなか思ったようにカスタマイズできないのも歯がゆい。

 更に言わせてもらうと余計な機能(表示)が邪魔くさい。なんかカーソルの近くでいろんなウィンドウが出たり消えたりしている。消す方法を探すのに一苦労。
 まあ少しずつ慣れて行くしかしょうがないか。
 当面はWXGと切り替えつつ使っていこう。

 しかしいくら変換がよくても何だがビジネスライクな感じがして、使っていて楽しいという雰囲気がない。やっぱりその辺がWXGの魅力なんだろうなぁ。
 なんとか復活してくれないものか。

2008/05/01 ぺんちくんその後のその後

 今更ではあるが、ひょっとしたら気になっている人もいるかと思い(いないって)一応事後報告。
 液晶モニターは無事修理を終えて戻ってきました。若干ピントが甘くなったような気がするのは今まで気づいていなかっただけなのかそれとも修理後からなのか。
 位相を調整しても画面の所々にややぼやけたような感じのところが出てくるが、気にしなければ気にならない。借りていたやつのほうが自動調整がうまくきいていたようだ。
 ま、ドット欠けや輝点がなくなったからよしとする。
 もちろんHDDも普通に使えている。

 なんだかんだとあったので、バックアップの方法とかを調べてみたところ、BartPEなるCDから起動するWindowsXPの存在を知り、それにDIXMLというバックアップソフトを仕込んでおくとCDから起動した状態でHDD内のWindowsを起動することなくバックアップがとれるらしい。この手のネタは調べていくといろいろな情報が見つかり、LANが使えるとかVNCも使えるとかSCSIも使えるとか果てはCDではなくUSBメモリから起動できるとかいろいろと楽しそうである。USBメモリは持っていないので試してないが。
 約10GBのシステムドライブのファイルを20分程度でバックアップしてくれるのでそれなりに早いといえる。リストアは10分程度である。
 マザーボードについてきたXpress Recovery2なるバックアップソフトもOSを起動することなく動作するのだが、かなり遅い上に途中でエラーで止まる。(これはたぶんHDDがおかしかったせいだろうけど)それにHDDに専用にパーティションを切っておく必要があるのでその容量ももったいない。
 そんなわけでBartPE & DIXMLのほうがなにかとおもしろい。

 ついでにパーティション操作ツールも見つけた。
 こちらもCDから起動するタイプ。
 さすがにまだ試していない。うわさによるとかなり遅いらしいが、前記のBaartPEと併せて非常用としてCDを用意しておくのも悪くなさそう。

 ついでにATOK。
 なんとか普通に入力できる程度のカスタマイズまでできた。
 しかし、こいつにはWXGでいうところの文節文字戻しというものがないようである。
 私のようにタイプミスが多いと入力部の前の方にミスがあった場合の修正がうっとおしい。文節文字戻しであればその文節をひらがなに戻してその部分を修正すればよいのだが、ATOKの場合すべてをひらがなに戻すことになる。そのときにカーソルは一番後ろにいるので修正箇所までカーソルを移動しないといけない。これは結構面倒だ。
 なんとかうまく逃げる方法はないものだろうか。
 間違えないように入力するのが先決だろうというのは無しということで。
 それにしても文節がらみの操作感にはまだ慣れない。

 そうそう、単語登録時の読みとして「(」が使えないというのは残念である。
 10年前のIMEでさえできていたというのに。

 こんなATOKにも便利な機能があった。
 カスタマイズした内容をファイルにしておき、いつでも書き戻すことができるのである。
 WXGの場合は設定は基本的にレジストリに書かれており、レジストリの該当部分のバックアップというのは何かと面倒だったので、この機能はありがたい。

 ついでというには全く関係ないが、長らく使っていたEdMAXというメーラーもレジストした。
 機能的にはほぼ文句なしでそれなりに長い間フリー版を使わせていただいたのでそろそろレジストしてもいいかなと。一人で何台のPCで使ってもいいというのもありがたい。
 仕事で使っているとアドレス帳がどんどん膨らんでいき、フリー版の限界(フォルダ含めて1グループ200件)に達してしまったというのも動機の一つ。
 もちろん別グループに分けておけばいいのだが、そうすると元々グループ分けしにくい方々なので非常に使い勝手が悪くなるのである。
 正規版は500件まで行けるらしいので、しばらくは持ちそうである。
 Unicode版も試したが、いきなり文字化けを起こしてくれたので慌てて非Unicode版に戻して当面Unicode版をサブとして併用していこうかと。
 時々漢字使用圏の近隣諸国からメールが来て文字化けしているのでUnicode版にはちょっと期待しているのである。
 Unicode版となるとメールボックスのデータを直接見るにもUnicodeに対応したエディタが必要となる。これに関してはタブ型にも対応したサクラエディタあたりが筆頭候補。
 マクロの書き方が全然わからないのとHTML入力支援マクロを見つけられていないのでまだ主力になることはないが、とりあえず余裕のあるときにでもさわって慣れていこうかと。

 ファイルシステムをNTFSにした今ではSylpheedとかも興味深いのだけど、EdMAXの機能に慣れてしまうとなんだか物足りない。というわけでやっぱりEdMAX。
 上司にも勧めたいところなのだが、フリー版でアドレス帳200件となるとやっぱりつらいよなぁ。私よりたくさん付き合いがあるだろうし。
 ま、ほっといていいか(笑)

2008/05/24 GParted Live CD

 会社で使っているPCがあまりにも情けなかったのでぺんちくんを改修した際に余った元ぺんちくんのパーツを入れて組み直したらなかなか調子よく動いているというのは以前に書いたような気がする。
 さらに家に転がっていた80GBのHDDをつけたらなんか今時っぽくなった気がした。実は全然なっていないが。

 その80GBのHDDにはOSが入っていて起動ドライブとなっている。
 ということは、時々バックアップをとった方がよいこととなる。
 しかしながら家で余ったHDDを組み付けている会社のPCでは、Dドライブが16GB、Eドライブが10GBとXPのバックアップを取るにはちょっと寂しい。なのにCドライブはOSしか入っていないのでまるまる空いているに近い状態。CドライブにCドライブのバックアップがとれれば何の問題もないのだが、そうそううまい話はないらしい。
 この問題を解決するにはCドライブにパーティションを切って2つのドライブとして使うことである。

 さて問題はそういうことをするためのソフト。
 もちろん仕事で使っているPCなのでOSの再インストールは避けたい。これは最終手段である。いざとなったらOSまるまる入れ替えをすればいいと思っていれば気が楽である。
 当然フリーのやつがいい。そう頻繁に使うものでもないのであまりお金をかけたくない。で、探してみたところGParted Live CDなるものが見つかった。
 ISOイメージをダウンロードしてCDに書き込み、それで起動することでGParted専用Linuxが起動するといった感じのものである。もちろんLinuxの使い方とかは知らなくてもいい。起動さえしてしまえばWindowsとそれほど変わらないから。
 ちょっと前にこれの存在を知ってCD起動をしてみたが、起動時に日本語を選択すると漢字が化けてわかりにくい。英語のまま使うしかないと思っていたのだが、最近のバージョン(0.3.6-7)ではちゃんと日本語が表示されるようになっている。そのせいか前のバージョンよりも使いやすいような気がする。←たぶん気のせい。

 噂によるとかなり処理が遅いらしく、数時間かかる場合もあるとのことなので帰る前に仕掛けておいて次の日には終わっているという作戦に出たのだが、開始して帰り支度をしている間に終わっていた。
 80GBのうち7GBしか使っていないというのが効いたのか、昼休みに昼寝をしている間にデフラグをかけておいたのがよかったのかは不明だが、とにかく30分でパーティションのサイズ変更&新規パーティション作成まで終わってしまった。
 再起動時にXPがディスクのチェックを走らせるがそのあとは普通に起動して今まで通り使えている。
 思った以上に使えるソフトであった。

 ちなみに念のため作業前に苦労して少ないディスクから空き領域を絞り出してBarts PEのDIXMLを使ってバックアップを取ったのだが、ぺんちくんが30GB中10GB使用の状態のバックアップが10分程度に対して80GB中7GBのバックアップは20分ほどかかった。CPUの処理速度が1/4であることを考えるとかなり健闘していると見てよいだろう。
 CPUの能力というよりもHDDのアクセス速度の差といった方がいいかもしれないが。

 で、この作業とは全く関係ないのだが、とあるフォルダに見たことがないファイルがあるのを見つけた。
 削除しようにもなぜかできない。ファイルサイズの表示はあるのだが、エディタで開くと中身は空っぽ。フロッピーからDOS起動でも削除できない。
 WindowsXPは時々こういう現象が起こるのが気に入らない。
 この手のファイルができた場合の対処方法も調べないといけない。
 こうして余計な知識がついてくるのであった。
 いろいろ調べて試した結果、どの方法もうまくいかなかった。
 ということで非常に古典的な方法を選択した。
 つまり、バックアップを取ってからフォーマットして書き戻し。
 余計な知識はつかないですんだらしい(笑)

2008/06/07 蛍

 今私が住んでいるあたりは○市○区最後の秘境と呼ばれているようなところである。正確にはその秘境より若干人間の生活範囲に入ったところであるが。
 それでも近くの川からはウシガエルの鳴き声が聞こえたし、神社の祭りの音も聞こえてくる。山の奥ではオカピが闊歩し、近くの田んぼでは冬の間はラジコン親父がたむろするという微妙な環境である。
 引っ越してきたときには「ここには天然の蛍がいる」という話を原住民に聞いたのだが、まじめに探すこともしなかったので今まで見たことはなかった。
 山奥には養殖蛍がいるらしく、季節になると蛍が飛び交うという。もっとも蛍よりも見物人の方が多いらしいが。

 それがなにやら今年は蛍がいるという噂を聞きつけたので探索に行ってきた。
 風のほとんどない曇った夜。地平近くには赤みを帯びた細い上弦の月。これで雨上がりで湿度が高ければ申し分ないのだが、まあこんなもんだろう。
 のこのこと川沿いの遊歩道を歩いていくと、黄緑の光がゆらゆらと飛んでいる。本当にいるではないか。常に2〜3匹の蛍が飛んでいるのが見える。

 たくさんいるという噂の水遊びができる広場に行くと探すまでもなく数匹の蛍が光っているのが見える。
 近くまでいって手を伸ばすと手のそばまで飛んできたり、止まっているのを手でくるむと手の中で光ったりとなかなか楽しい。

 しばらくすると近所のじじいが自転車でやってきて「本当にいるなぁ。ここに蛍が来るなんて25年ぶりくらいじゃないかな」とかいろいろと説明みたいなことを始めた。後半はここを描いた絵が広報誌に載ったとかの自慢話だったが(笑)。
 ちなみに去年は飛んでいなかったらしく、今年からの現象らしい。

 さすがに光の渦とはいかずばらばらととんでいる程度ではあるが、それにしてもすぐ脇に道路(交通量は少ない)があり、民家の明かりもあるところでこうやって蛍を見ることができるというのはすばらしい。
 歩いて5分程度にこのような環境がある今の住処、なかなかにすてきなところである。

2008/07/19 FCRすげー

 今のバイクを買ってからほんのちょっとだけいじってそれっきりだった純正負圧キャブ。
 別にパワーいらないし引っかかり無くスムーズならいいやと思って乗っていたが、最近のバカっぽいスクーターと同等に加速するためにはちょっとがんばらないといけないのがとっても悔しい。
 通勤途中、フル加速しないとタイミングが間に合わない信号があるとかそういうのはおいといて。(こらこら)
 それに負圧キャブはいじり甲斐がないのでつまらない。普段運転しているときに一番大事なアクセルの開け始め付近のセッティングが調整しても全然変わらない。
 だからといってセッティングパーツを買い込むのもおそらくは無駄に終わるだろう。そもそも負圧キャブは素人にはセッティングを出しにくい代物である。

 ということで、前のバイクに使っていて下取りに出すときに外してそのまま眠らせておいたFCRキャブを引っ張り出し、組み付けてみた。
 バイク自体は前に乗っていたのと同じ車種なのだが、CDIユニットとかアクセルワイヤーとか微妙に部品が変わっているし、今回はエアクリーナーの吸気ダクトもちゃんとつけてあげようと部品を買っておいたので、ちょっと手間がかかる。
 くそ暑い中、まずはFCRからガソリンが漏れないことを確認し、仮組みしてエンジンがかかることも確認。試走に出かけようとバイクにまたがってエンジンをかけようとした時点でアクセルワイヤーをつなげていないことを思い出したりして慌てて仮組みなんてことをやりつつ、とりあえず走れる状態にあることを確認。

 いったん休憩して夕方涼しくなってから飛び交う蚊と戦いながら(蚊取り線香をおいただけだけど)エアクリーナーBOXの穴加工。本来丸穴なのだがCDIの取り付けが変わっているためにどうしても場所がとれず、楕円穴とした。
 丸穴を開けるためのアイディアは用意してあったのだが、楕円穴となると想定外。
 いろいろ考えた結果、曲線切りができる特殊工具を作ることに。いや、単に金鋸の歯を細く削るだけなんだけどね。とはいってもこの手の金属は削りにくい。愛用のヤスリでもこの暑さの中ではなかなか手強い。その昔さんざん悩んだあげくに1980円で買ったディスクグラインダーを久々に引っ張り出して手持ちのアルミ用の砥石で削ってみたら意外といける。
 で、こいつでだいたいの穴を開けたあとに電動ドリルの先につける回転ヤスリみたいなやつで少しずつ整形して完成。調子に乗って少し削りすぎたというのはいつものこと。
 で、吸気ダクトをつける。これでFCRらしい性能が得られるくらいにはなったはず。

 さて試乗。
 アクセル開け始めからなんか加速がいい。急に開けるとボコつくのは相変わらずのFCRらしさ。ここで丁寧に開ける癖をつけると燃費もよくなるのだ(笑)。
 近くにある田んぼの中の道(どこに住んでいるんだ?)を走ってみる。
 負圧キャブだとここでちょっとがんばらないと出なかったような速度が、FCRだとフツーに加速していくといつの間にか出ているという感じ。
 ゆっくり走っている時はほとんどアクセルを開けていないくらいで事足りる。
 思わず FCRすげー とかにやけてしまうのであった。
 FCRの性能もそうだけど、久々にバイクをいじったというのがちょっとうれしい。

 ただ、問題として速度が速くなった分ブレーキの効きが弱く感じられる。
 そのうちに(多分空気が乾燥する冬あたりかな)ブレーキホースも変えてあげよう。
 フツーはブレーキを先に変えるのだけど、どうせ通勤にしか使わない(住宅地か渋滞路ばかり)ので出せる速度もたかがしれているし。

 けど、やっぱりこのくらいレスポンスがいいと乗っていて楽しいよな。
 久々に「バイクに乗りたい」という気持ちになった。
 メーカー出荷時にこのくらいのセッティングになっていればいいのになぁ。
 今後出るモデルはキャブレターなんか無くなってみんなコンピューター制御の燃料噴射装置になるんだよな。いじる楽しみが無くなる。
 車のようにPCつなげてセッティングがいじれるようだとそれはそれでおもしろそうなんだけどね。

 さて、しばらく乗って感覚が慣れてきたらもうちょっとセッティングを詰めてみるか。

 このネタもバイクのページに追加したいところなんだけど、未だにぺんちくんのスペックさえも更新していない現状ではあてにならないな(笑)。

2008/07/27 玉虫

 今朝、玄関に出たところ、なにか虫が飛んできた。
 やや細長く、長さは4cmくらいでわりとゆっくり飛んでいる。
 最近はこのくらいの大きさの虫が飛んでいるのを見ると何となくゴキブリじゃないかと警戒してしまうのだが、甲虫類っぽい飛び方をしているのとやや緑っぽく輝いている。
 近くの木にとまったので捕まえてみると何となく玉虫っぽい。
 実は実物の玉虫を見るのは初めてなので、もうちょっと小さい物と思っていたのだが、あとで調べたら間違いなく玉虫だった。

 カマキリは普通に見かけるし、トカゲも徘徊している。クワガタムシ、カミキリムシ、蛍、オオミズアオに玉虫。なんかとっても自然豊かなところに住んでいるような気がしてうれしい。

 残念なことに写真は取り損ねてしまった。
 そうそう次の機会があるとは思えないので、これはかなり残念である。

2008/08/07 ストリートビュー

 今話題沸騰中のGoogleが始めたサービス。
 あちこちの写真を撮りまくって地図上の該当ポイントを指定することでその場所の周辺をぐるぐると見ることができる。道に沿ってバーチャル散歩も可能。
 下手すりゃ数時間、気がつくと経っている危険もある。

 で、この手のサービスで最初にやるのはやはり自分の住んでいる(いた)ところや自分のつとめている会社を見に行くことだろう。
 現在の住居は大通りから脇道に入って更に脇道に入って更に脇道に入ったところなのだが、その一歩手前の脇道にまで入ってきて撮影している。譲り合いの精神がないと車のすれ違いもできないような道なのだが。
 なので「建物の一部が向こうに見える」程度しか写っていないが、撮影された通り沿いの家ははっきりわかる。いやぁ、人里離れたところに住んでいてよかった。

 地図を見ると撮影してある道が青くなっていて、どこを撮影したのかがわかる。
 となるとバイク乗りに多い先端マニアはその道の先端を見たくなる。
 どう見ても「行ってはみたけどこの先何もないからやめた」っぽいのやら登山道の入り口の駐車場などそれなりに趣がある。ひょっとしたら物好きが「単に山の中を走ってみたかった」的な物もあるかもしれない。

 今のところ撮影範囲は主要大都市圏に限定されているが、そのうち主要都市に広がり、全国津々浦々までカバーするようになるかもしれない。
 となるとツーリングの下調べとかもやりやすくなると共に出かけていく楽しみもなんか半減してしまいそうな気がする。

 けど、会社の前で上司と立ち話している自分が写っているのはどうした物か。
 ま、後ろ姿だからなんてこと無いけど。
 ちなみに上司は真正面(笑)。とりあえずアップにしても顔が判別できない程度なので知っている人以外はわからないという程度だが。

 ええ、もちろん会社に行ったらみんなで笑っていましたよ。上司を。

2008/09/28 アンチウィルスソフト

 会社で新しいPCを購入した。
 そのうちの一台が「非常に遅い」と評判の上司のPCと置き換えられた。
 で、その古いPCをフォーマットし直してインストールし直しして実験用のPCに回すことにした。
 さすがにインストール直後は低スペックPCといえどもそこそこに動いてくれているので、実験用には十分だろう。というか、CPUのスペックだけで言えば私が会社で使っているPCよりも性能がいいことになる。けど、体感的には私のPCの方がよく動いているのだけど。

 社内のルールとしてPCにはアンチウィルスソフトを入れることになっている。
 会社ではウィルスセキュリティゼロというなんかセキュリティがゼロなんじゃないかと思えるような名前のソフトが標準となっている。もちろん値段が安いというのがその理由なのだが。
 しかしながら実験用PCは常時起動しているわけでもないのでそのためにライセンスを一つ食いつぶすのはもったいない。
 ということで、フリーで使えるアンチウィルスソフトを探してみた。
 通常フリーの物は「非商用、個人使用に限る」という条件がつくが、そのような制限のない物が存在するかどうかである。
 さて、調べてみた結果、Moonsecure(以下月様)とKingsoft(以下王様)からどうやら該当しそうな物が出ている。

 月様はオープンソースということで、使用制限はない物と思われる。検出エンジンは以前より使用されていた実績のある物らしい。
 王様は広告が表示される以外有料版と同一機能とのことで、アンチウィルスだけでなくファイヤーウォール機能もついている。
 双方とも特に使用制限に関する物は見あたらなかった。まぁ都合の悪いことは見えにくいという声もあるが。

 で、使ってみた感想。
 まずは月様。
 実はこの検出エンジンを使ったというソフトを以前に試したことがある。それはリアルタイムでの検出はできず、定期的にドライブをスキャンすることでウィルスを検出するタイプだったのだが、エイカーと言うテスト用のウィルスを検出してくれなかったという情けない実績がある。
 今回はいちおう検出してくれた。それも「テストウィルス」と言うコメント付きで。
 今度は手持ちのウィルスコレクションで試してみた。
 えと、結果から言うとだめですね。
 あんなにメジャーだった物なのに検出してくれない。検出してくれた物で拡張子が変えられている物があったが、なぜか手動で削除できなくなってしまっている。
 月様のサービスを停止しないとアクセス禁止状態になってしまうらしい。
 試しにウィルスファイルを実行してみたが見事に感染した模様。
 即座にVirtualPCのデータごと削除して終了。(当然本物環境で試験なんかしないって)
 どうでもいいことだがアイコンのデザインもまるで私が作った物みたいにかっこわるい。
 ということで、オープンソース信者にはおすすめできるがまじめにPCを保護しようとする人にはおすすめしない。

 次に王様
 インストール後、ソフトを起動すると名前・性別・生まれた年・使用場所などの個人データの入力を求められる。これについては「公開しない」という選択肢がちゃんとあるのでいちおう安心。ちなみに使用場所に「会社内」みたいな選択肢もあったのでそういう場所での使用も問題ないと推測できる。
 テストウィルスも検知してくれたし、手持ちのウィルスもいちおう検知してくれた。
 ちなみに月様でウィルスに感染したらしいファイルも検知してくれた。
 設定はあまり細かいことができないみたいなのだがまあそんなものだろう。
 ファイヤーウォール機能はKerio(今はこの名前じゃないけど)やJeticoとかと比べるとおもちゃみたいな物で、アプリケーションごとにアクセスを許可するかどうかを決めるだけ。
 まぁ、予想外のアプリがいきなりアクセスを始めたのを検知できるから無いよりはましだろう。
 ちなみにWindowsのセキュリティセンターでもちゃんとファイヤーウォールとして認識されている。Jeticoはだめだけど(笑)。
 総合セキュリティソフトということでWEBページ閲覧時の保護やメール関係のチェックもやってくれるが、こちらに関しては興味ないので(笑)確認せず。
 全体としてはまあいいかなと思えるが、気になる点としては中華製であることと検索データなどを収集していること。(これはインストール時にその旨説明が出ているのでデマではない。JWORDをインストールしている人なら気にならないだろう)
 ということで、プライバシーを気にするような使い方をしないなら使ってもいいと思える。
 会社の実験用PCではネットにアクセスすることはほとんど無いのでとりあえずこちらにしておこう。

 ちなみに、個人使用のPCだとアンチウィルスは広告が出てもいいのであればAntiVir、いやならAvast!辺りがいい感じである。
 ファイヤーウォールはJeticoを薦めたいところだが、使い方がわかりにくいのでZoneAlarm辺りでもいいのかもしれない。
 月様があまりに期待はずれだったのが意外であった。ひょっとして使い方が悪かったのかもしれない。というか、高度な使い方を要求するようなジャンルのソフトなのだろうか。

2008/12/29 久々の更新

 久々にこのページ以外の更新を行った。
 それでも今年は2回更新したので立派である。
 いやぁ、HTMLの書き方なんてすっかり忘れていて、エディタのマクロがうまく動かなくて(使い方を忘れていたのではないかとの疑惑あり)昔書いたページを見つつなんとか形にした。
 それにしてもネタになった作業がほぼ半年前というのが素敵すぎる。無敵は素敵状態である。(意味不明)
 年を取ったために目新しいことに手を出さなくなったのとなぜか仕事がいつもどたばたしていて精神的な余裕がないという理由で書こうと思っていたネタも全然まとめることなく闇に葬られていたりするし。
 数年前なら自分の作業は自分でこなしていたので自分のペースで進められたが、最近は複数の仕事を受け持ってそれぞれ他の人に作業をしてもらっているためにそのまとめ役と発注者との窓口業務で自分のペースで進めることができない。
 更に物を作る仕事ではなくえせ管理者のためモチベーションも上がらない。
 管理者らしく残業代が付かないのだが、かといってその分給料が高いのかというとそんなこともなく、もちろん勤務形態も自由にならない。法律的には残業代がもらえてもいいような中途半端な立場である。

 そんな中、たまに半田付けをすると結構楽しかったりする。
 ちょっとした改造なんかを作業をしてくれている人に頼まれて手伝いしてあげるのだが、それほど腕はなまっていないようで皆さん感心してくれる。
 視力が落ちているのは確実なので、肉眼では1mmとか0.5mmの部品の半田付けは辛いが、顕微鏡を使うことで結構うまくできたりする。秘密の工具も使ったりするが(笑)。
 とりあえず手に震えは来ていないらしい。

 まぁこんな状況なのでこれからも更新はほとんど無いと思えるが、見に来てくれる人がトップページで日に60人前後、全ページだと2,000人を超えることもあるのでまだ閉鎖することもないかと放置しておくことにしている。

 さて、このまま年末に突入だ。
 明日は実家に帰省。のんびりできるといいのだが。


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